今話題のモンテッソーリ教育は、リハビリに似ている?概要を調べてみた。

投稿日:2017年7月8日 更新日:

どうも!シロマツです。

 

私には一歳のこどもがいます。

この子が将来、自分のやりたいことができるように、少しでも良い教育を受けさせたいので、日頃から色んな教育法を調べています。

そして、ここ最近では、モンテッソーリ教育という教育法が注目されています。

こどもに良い教育を受けさせるには、まず親が知ることからです。

そして、モンテッソーリ―教育って、リハビリテーションの考え方にすごい似てるんです。

今回は、モンテッソーリ教育法についての概要と療法士は教育者に向いているかも・・・などの内容についてまとめてみました。

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モンテッソーリ教育法が注目されている理由

将棋界に彗星の如く現れた、藤井総太四段が、格上の相手をバッタバッタとなぎ倒し、怒涛の29連勝を上げました。

あんまり将棋のことはわからんのですが、私が今からジャニーズ事務所に入るくらいありえないことなんでしょう。

 

彼は、まだ中学生なのですが、恐ろしい頭脳を持っているため、どんな教育を受けていたのかが、世間で注目されています。

彼が遊んでいた「キュボロ(cuboro)」は、3万円もするスイス性の木製知育玩具なのですが、知られた時点で売り切れ続出で手に入れたくても入らない状態が続いているようです。

運が良ければ入荷されてるかもしれませんが・・・

 

そして、そのキュロボの次に注目されたのが

彼が幼少期に受けていた教育法「モンテッソーリ教育法です。

モンテッソーリ教育は、世界を代表する著名人が受けていた教育法です。

モンテッソーリ教育を受けていた著名人

バラク・オバマ(元アメリカ合衆国大統領)

ビルゲイツ(Microsoft創立者)

スティーブジョブズ(apple創立者)

ジェフ・ベゾス (Amazon.com創立者)

サーゲイ・ブリン (Google創立者)

ラリー・ペイジ (Google創立者)

ジミー・ウェールズ (Wikipedia創設者)

・・・ほかにも多数。

シロマツ
すご過ぎて、何も言えないレベルですねw

モンテッソーリ教育とは?

イタリアのローマで医師として精神病院で働いていたモンテッソーリは知的障害児へ感覚教育法を行い、知的水準を上げるという効果を見せ、1907年に設立した貧困層の健常児を対象とした保育施設「子どもの家」において、その独特な教育法を完成させた。以後、モンテッソーリ教育を実施する施設は「子どもの家」と呼ばれるようになる。

(ウィキペディアより引用)

面白いところが、精神病院に入院していた知的障害者に、知能テストを受けさせると、彼らの知能が当時の健常児たちの知能を上回ってしまってしまい、イタリア教育界、医学界に衝撃を与えることとなったようです。

また、マリア・モンテッソーリは、女性であり、当時、女性差別の厳しい時代に、イタリアの女性初の医学博士号を取得した超優秀なお方です。

 

シロマツ
とにかくすごい!!!
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モンテッソーリ教育の目的

モンテッソーリ教育の最大の目的は、『自立したこどもを育てる』ことです。

でも、自分だけ自立すれば良いということではなく、「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学びつづける姿勢を持った人間に育てる」ことです。

自立したこどもを育てる。というのは、自分だけが自立すれば良いということではなく、他者との社会生活の中でも思いやりなどの心を持ち、社会性も含めて自立するという意味です。

また、モンテッソーリ教育の基本は、「子どもは、自らを成長・発達させる力をもって生まれてくる。 大人(親や教師)は、その要求を汲み取り、自由を保障し、子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない」という考え方にあります。

子どもは自ら成長発達させるので、大人が教えるのではなく、あくまでこどもの成長を援助する。という援助者という役割に徹します。

どうしても、こどもがすることは、危険で見てられないし、大人がする方が速いから手を出してしまいがちです。

しかし、モンテッソーリ教育は、手を出さずにこどもがしていることを見守ります。また、できないなら何らかの形で自立できるように援助します。

モンテッソーリ教育の特徴

モンテッソーリ教育の特徴は、3つあります。

個別活動

日本の従来の教育では、集団生活を強いられることによって、他のこどもにレベルを合わせないといけません。

モンテッソーリ教育では、個別活動により、他のこどもにレベルを合わせないので、自分でどんどん能力を伸ばしていけます。

個人実力主義のヨーロッパやアメリカらしい考えですね。ほんと素晴らしいと思います。

友達と遊びたいときには自発性を尊重して遊ばせるみたいです。なので、しっかりと協調性も学べますね!

自発性

こどもの知的好奇心が自発性を産む。という考え方で、こどもの『してみたい!』を尊重します。

せっかく『してみたい!』という気持ちが生まれても、したいことができない環境であれば意味がないので、こどもにとって、『自由な環境』を提供して、どんどん自発性を育むようにします。

このこどもにとって、『自由な環境』とは

こどもが取扱いやすいサイズの教具を用意したり、こどもの発達段階に合わせた教具、活動を用意したり、こどもが自由に活動を選べるようにしたり、整理整頓できた環境を提供します。

強制的な関わりをされたら、逆にやる気がなくなったりしますよね。

でも、こどもに自分の興味を持ったことをできる環境を作って援助することにより、楽しくなって能力がぐんぐん伸びていくんです。

自分がしたいと思ったことを自由にできる。うらやましい教育ですよね。

縦割りでのクラス編成

通常、日本の幼稚園では、同世代のこどもがクラスで一つになりますが、モンテッソーリ教育では、1クラスに2歳半~6歳までの縦割りでのクラス編成です。

これにより年上の子が年下の子の面倒を見たり、年下の子が年上の子の真似をしたりするなど、社会で必要な社会性や協調性を身に着けることができます。

社会に出たら様々な年齢層の人と一緒に仕事をしなくてはなりません。

なので、幼少期からそのような環境に慣れておくということは社会で生きるうえで非常に実践的であり、素晴らしいことだと思います。

モンテッソーリ教育項目

モンテッソーリ―教育の項目は大きくわけて5つあります。

運動教育(日常生活活動)

感覚教育

言語教育

算数教育

文化教育

この中で、感覚教育は、木でできているモンテッソーリ教具という教具を使用します。

これは、様々な形や種類の教具を使用し、「段階づけ」あたり、「グループ分け」をしたりして、ものの考え方を身に着けさせる教育法です。

その教具は、木製なため、通常のおもちゃと比べると少し値が張りますが、木製おもちゃは、基本的に丈夫なので孫の代まで使えることでしょう。

また、モンテッソーリ教具を使用した教育では、『仕事』と呼んでいるようです。

教具を使用するということは、自己形成に関わることで、意味のない遊びと区別するために仕事と呼んでいるようです。

これってすごい大事なことで、大人になれば、仕事=しんどいこと、という考えになりがちですが、幼少期から、仕事を行い、習慣付けていると、仕事に対してネガティブな印象を持たなくなり、仕事自体を遊びのように楽しめるようになるかもしれません。

 

本当に幸せなことだと思います。

少なくとも私は、仕事=生きるために必要な強制的な罰だと思っていますからw

 

幼少期の教育って大事だなと思います。

モンテッソーリ教育法の学費

調べたのですが、月謝は大体、週5日で10万前後くらいでした。

安月給の私には無理ですねw

低収入な家庭は、こどもに満足した教育を受けさせてやれず、裕福な家には、理想の教育をうけさせられます。

親がお金持ち

良い教育を受ける

有能になりお金持ちになる

子供に良い教育を受けさせる

以下、無限ループ

このように教育の格差は、収入の格差に直結しています。

将来、その格差は拡大するのでしょう。

実際に、東大出身者の親のほとんどが年収1000万以上というデータがありますので・・・

 

まぁ僕が稼げば良い話ですよね。頑張りますw

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モンテッソーリ教育とリハビリテーションは似ている?

ここまでこの記事を読まれたリハビリテーション関連職種の方は感じたと思いますが・・・

モンテッソーリ教育って、めちゃくちゃリハビリテーションに似てません?

 

モンテッソーリ教育の目的=自立したこどもを育てる

リハビリの目的=患者さんの自立を促す

 

そして教育者&療法士も同様で、『対象者を援助する』という立場

 

ほぼ同じですね。

 

リハビリの目的なんて、その人それぞれですが、ほとんどの患者さんは、自立したくてリハビリを行っていると思います。

何かをできるようになりたいからリハビリをする。

教育も同じで、何かをできるようになりたいから教育をするんです。

 

そこには、きっちりとした『目標』があるんです。

なので、教育も、リハビリも『目標』が大事なんですねぇ。

 

他にも『個別性での教育』であったり、できる環境を設定して『自発性』を促したり・・・

あと、教育内容も、日常生活活動、感覚教育、言語教育であったり。

メニューの詳細は違うかもしれませんが、PT・OT・STの分野に全体的に似ています。

療法士は教育者に向いている?

 ここで、私が思ったことは、保母さんや幼稚園教諭の方などのプロの方には足元に及びませんが

個別性での教育を考えたとき、ある程度、発達学などを学んだ療法士って幼児教育者にすごい向いているんじゃないかって思うんです。

特に女性のOTさんなんかは、こどもが活動しやすい環境設定を考えられて、ADL練習や、教具を用いた感覚練習等で、課題の難易度なんかを設定できるので、向いていますよね。

結果、自己達成感に繋がり、自発性が湧く⇒次の課題へ。

なんて、繰り返して新しい課題を学習できたらすごい成長しそうですよね。

 

いつか、療法士が教育業界に進出ってのも、あるんじゃないのかなと思っています。

そう考えると、私たち療法士の将来は、リハビリだけではないかもしれませんよ。

まとめ

それぞれ教育には、良いところ、悪いところ色々ありますが、モンテッソーリ教育法は、日本の教育方法とは違い、社会で生きていく上で、非常に実践的です。

日本の教育は個人の個性や自発性を犠牲にして、協調性を優先する傾向があります。

そのため、そのまま大人になって社会に出ると、個性や自発性が育っていないので、自分がしたいことがわからず、悩んでいる方が多い気がします。

一方、モンテッソーリ教育は、個性や自発性がぐんぐん伸びる教育法です。

モンテッソーリ教育が通常の保育園・幼稚園などでも適用になると、どんどん日本にもアメリカのように素晴らしい人材が増えるかもしれません。

今後の教育業界に期待ですね。

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  • この記事を書いた人

シロマツ

訪問看護ステーションで理学療法士として働いています。 脳卒中などの中枢神経疾患や整形疾患、呼吸器疾患の方など対象に幅広く理学療法を行っています。

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