はじめまして。
数あるリハビリ関連ブログの中から『白衣のドカタ』へお越し頂きありがとうございます。
理学療法士のシロマツと申します。
なぜ理学療法士になったの?
わたしが幼少期に、兄が病院でリハビリを受けているのを見て
こんな仕事もあるんだな。話して、笑って、楽しそう・・・
しかも、みるみるうちに良くなってる!すごい!やってみたい!と思いました。
しかしその後、中学からパソコンが好きになり、将来はゼッタイにIT関係の仕事に就く!と意気込み、ITも学べる工業高校に進学したのでした。
高校時代を経て一生安泰の大企業へ就職!
高校時代も変わらずパソコン大好き。
高3なると、そのまま就職する気など全くなく、幼少の頃からの夢であった理学療法士となるか、そのまま進学するかで悩みました。
でも、当時は就職難時代ではなく、高卒で生徒数の10倍くらい求人があり、選び放題!
当時、有名な大企業から高卒枠で求人が来ていました。
『これはチャンスだ!!!』と思い、理学療法士やIT関連会社に就職するという夢を簡単に放り投げて、高卒枠でエントリー。
もし、内定を貰えれば一生安泰!
受けてみたところ、見事合格!
これで、私は一生安泰。
このまま嫁さん貰って、子供を産んで、マイホームも買って定年まで働こう・・・と思っていましたが・・・
人生がどん底に落ちる
大手企業に転職し、社会人となった私に待ち受けていたのは、容赦ない仕事の山。
毎日、深夜1時帰宅、土日出勤当たり前。月に多いときで残業時間は、200時間を超えました。
仕事が終わって帰宅後、3時間ほど睡眠して再び出社の繰り返し。
一体、何のために働いているのだろうか?と毎日疑問に思う日々。
給料は良く、ほぼ将来を保証されている大企業。
でも、まるで人生の貴重な時間をただただお金に変えているような虚しい気持ちになりました。
何の面白みもない会社の上司が自分の将来の姿なのか・・・
と思うと胸が苦しくなり、嫌気が差してしまいました。
ブラックでも大企業で働くのは、お金に困らず、豊かに違いない。
でも、本当の意味での豊かとは?幸せとは?を常に考えていました。
このままだと、自分が自分で無くなる・・・と思っていたときに、ふと、昔の理学療法士になるという夢を思い出したんです。
私は、就職から3年後、貯金していたお金を全て使って、授業料の安い理学療法専門学校を受験し、理学療法士になるのでした。
現在
理学療法士免許取得後は、回復期病院で勤務し、現在は、訪問看護ステーションで訪問リハビリ業務をしています。
私は理学療法士になってよかったと心底思っています。
仕事で怒られてお金をもらうことはあっても、世の中にこんなに人に感謝されて、お金を貰える仕事はありません。
毎日、楽しく仕事をさせてもらっています。
このブログは、自分の勉強がてら、リハビリ情報や、この業界について自分が思うことなど情報発信していこうと思ってはじめたのが、この『白衣のドカタ』です。
自分には3つの夢あります。
- 1つ目の夢・・・このまま、どんな形でも理学療法士として働き続けるということ。
- 2つ目の夢・・・このブログを運営して、かつての夢だったIT関係の仕事も兼用するということ。
- 3つ目の夢・・・・この白衣のドカタの記事が、患者さん、臨床家に関わらずリハビリに悩んでいる人たちに役に立つことです。
この3つの夢を叶えるためにも、皆さま、そして私の愛する家族のために、私の全てをこのブログに捧げます。どうぞ宜しくお願い致します。