膝関節のFTA(femoro-tibial angle)とは?計測方法や生理的外反の理由を解説!

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こんにちわ!シロマツです。

今回は膝関節での重要な評価、大腿骨脛骨角(FTA:femoro-tibial angle)について解説していきます。

 

変形性膝関節症の理学療法ガイドラインにも膝の形態異常を表す重要な評価として扱われています。

なので、きっちりと覚えておきましょう!

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大腿骨脛骨角(FTA:Femoro-Tibial Angle)とは?

大腿骨脛骨角(FTA:femoro-tibial angle)以下、FTAとは、

  • Femoro=大腿骨
  • Tibial=脛骨
  • Angle=角度

で、大腿骨と脛骨の位置関係を前から見た角度で評価する方法です。

 

具体的に、FTAとは

  • 大腿骨の中央を通る線
  • 脛骨の中央を通る線

が重なる外側の角度のことを言います。

実際の脚だと、どこが大腿骨の中心なのかわからないので

FTAを評価・計測する際は必ず立位でレントゲンを撮影する必要があります。

FTAで何がわかるの?基準は?(O脚とX脚・内反と外反)

FTAを計測することにより、O脚かX脚(内反か外反)がわかります。

FTAの角度による基準

  • 180°以上・・・O脚・内反
  • 176°前後・・・正常(生理的外反)
  • 176°以下・・・X脚・外反

O脚、X脚というのは、正式な医学用語ではなく、そういう形に見える。というだけです。

内反、外反というのは医学用語です。

  • 内反:下腿が内に反っている。
  • 外反:下腿が外に反っている。

という風に考えると覚えやすいでしょう。

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FTAはなぜ生理的外反してるの?理由は?

気づいた方もいらっしゃると思いますが、なぜ、正常のFTAは、180°ではなく、176°で軽度外反しているのでしょうか?

 

それは、大腿骨の骨頭部の頚体角という角度が影響しています。

頸体角 は、前額面上で、大腿骨頸と大腿骨体とのなす角度のことです。

正常は120~130°で、少し大腿骨は内側入っています。

なので、少し下腿で外反しない安定した立位は取れません。

なので、軽度の外反は、正常ですので、安心して下さい。

臨床での実際の測定方法

私の話になるのですが、勤めていた病院のレントゲンを見れるソフトが、FTAを計測できたので、ボタン一つで計測できました。

リハビリの実習生時代は、そんなソフトを触らしてくれないので、バイザーが印刷してくれたもので実際に自分で線を引き、角度を計測しました。

 

また、変形性膝関節症の患者さんで、足底版やインソールなどを検討する際は、立位の荷重時と、あまり荷重をかけていない場合でレントゲンを撮影し、どれだけFTAが違うのか?を見てから足底版を検討したこともあります。

ドクターの理解も必要ですが、評価の仕方では、非常に重要な指標となります。

まとめ

大腿骨脛骨角(FTA:Femoro-Tibial Angle)について解説させて頂きました。

変形性膝関節症などの膝関節の形態を評価するのに非常に重要な指標です。

 

しかし、膝の異常だけではなく、股関節・足関節のアライメント異常によってもFTA角度は、影響を受けます。

なので、膝だけに捉われず、股関節、足関節やほかの関節の影響はないかをしっかりと評価しましょう!

シロマツ
最後までお読み頂きありがとうございました!
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