あなたは、自分の職場のおかしさに気づかないまま過ごしていませんか?
すぐに辞めるべき職場の特徴は、以下の3つに収束します。
すぐに辞めるべき職場
- 報酬が少なすぎる職場
- 成長できない職場
- 健康、精神的に害がある職場
この記事を読むことで、理学療法士がすぐ辞めるべき職場の特徴を知ることができます。
そして将来の不幸を防ぐために、対策をとることができます。
理学療法士がすぐに辞めるべき職場9選
- 努力・根性が美徳!
- 石の上にも3年!
という日本人の精神がありますが、キケンを感じたらは今すぐ逃げ出しましょう。
長い間、その職場でいることで良いことなんてありません。
ブラックな職場にいることで…
- 経済的に豊かになれない
- 時間的な拘束が増える
- 精神的にも害があり、不健康になる
結果的に自分の人生が不幸になります。
皆さんもご存知の通り、理学療法士は既に飽和状態にあります。
使い捨てるほどいる理学療法士を大事にしない組織があっても何らおかしくはありません。
大事ことは、そのような職場だったら無理して戦わずに、まずは逃げることです。
これから紹介する項目に当てはまったらまずは
自分の組織は普通ではない!
ということを自覚して行くことから始めましょう!
特徴1:明らかにヤバい上司がいる職場
パワハラ、モラハラ当たり前のような時代錯誤の上司はどこにでもいるかもしれません。
ヤバい上司の特徴
- 感情むき出し
- 責任逃れ
- やる気がない
でも1番ヤバいのは、そういった上司を野放しにしている組織です。
過去に私が働いていた職場でも、このようなヤバい上司がいました。
しかし、管理職が対応するべきはずが「面倒」という理由で野放し。
結果的にたくさんのスタッフが退職に追いやられていきました。
またそういった職場の風潮は教育によって引き継がれるので、そのやばい上司を育てた上司もやばいし、更にその上司もやばい!ということになります。
1分で登録して求人を見てみる
- マイナビコメディカル(無料)
超大手マイナビ!求人件数13,000件 - PTOTSTワーカー(無料)
業界最多!求人件数18,000件
特徴2:日常が淡々と流れていく(成長できない)
仕事の1日の流れ
- 出勤
- リハビリの予定を確認
- 午前のリハビリ
- 食堂で昼食
- プラットフォームで昼寝
- 午後のリハビリ
- 帰宅
以下1週間、1ヶ月と繰り返し・・・・
あなたは、なんの刺激もドラマもない日常を繰り返し過ごしていませんか?
あなたが実力をつけた30代であれば、それもまた良いでしょう。
しかし!
あなたがまた20代としたらそのような職場はすぐに脱出するべき。
20代は、乗り越える壁が多いほど成長します。
毎日とはいかなくても、週に一回はトラブルや事件がないと成長できません。
このまま成長せずに年だけ取ると、30代で仕事ができないと見抜かれて周囲からハブられる可能性が高くなります。
職場でチャレンジしなければ、感動もないので喜怒哀楽もありません。
そんな職場で10年も過ごしていたらあなたは確実にダメになります。
そのようなドラマのない職場は転職しましょう。
特徴3:給料が安すぎる。ジワジワと給料が減っている。
理学療法士の給料には相場があり、概ね350~450万ぐらいと言われています。
しかし、中には200万代の求人もあります。
周囲からどれだけすごい評価があって、立派な理念を掲げている職場でも、給料が安すぎる職場はオススメできません。
それだけ経営者が労働者を搾取しているからです。
また年々リハビリの診療報酬が減っています。
って、おかしいと思いません?
考えて見て下さい。
労働者の給料を減らす前に、まずは徹底的なコストカットや経営者、幹部の給料をカットしているのでしょうか?
腐った組織は「俺らの給料を減らすくらいなら、下の人間の給料減らせばいーじゃん!」と簡単に減給してしまいます。
お給料を黙ってこっそり減らすというやり方もよくありません。
まずは労働者に減給の原因を説明して、謝罪した上で減給が行われるべきです。
給料は減っているのに、病院の理事長が海外旅行にいったり、外車で病院に通勤するような組織はすぐに辞めましょう。
1分で登録して求人を見てみる
- マイナビコメディカル(無料)
超大手マイナビ!求人件数13,000件 - PTOTSTワーカー(無料)
業界最多!求人件数18,000件
特徴4:休日に駆り出される
あなたの職場は、色々な行事でやたらと休日に駆り出される職場ではありませんか?
具体的には・・・
よくある休日出勤
- 過剰な社内行事(マラソン退会、BBQ、花見、歓送迎会・・・)
- 職場の療法士のトップが協会や勉強会団体の役職で、休日に設営や道先案内に駆り出させる
- 上司の研究の手伝いを強制される
- 地域の勉強会の参加を強制される
年に数回であれば納得できるものの、毎月、毎週のようにイベントがあればほぼ仕事と同じ。
仕事とプライベートの境界が曖昧になってそれがストレスになります。
ひどい職場だと・・・
という会話が当然のように繰り広げられます。
このように「社会貢献や勉強のため」と言って見事にやりがい搾取されている場合が多いんですよね。
それをすることで自分の目標が達成されるのであれば良いですが、基本的に何のメリットもありません。
特徴5:具体的な案が出ない症例検討会
本来の症例検討の意義は3つあります。
- ここの人間として患者に、最適な理学療法を選択できる能力を育成する。
- 臨床における問題点を把握し、解決していく能力を向上させる。
- 理学療法に関する知識・技術自体の向上を推進する。
本人の育成にも役立ちますし、その能力が患者に還元されて、結果的に良い理学療法が提供できます。
しかし、以下のような症例検討会に身に覚えはないでしょうか?
最悪な症例検討会
- 症例検討会で検討されるべきことが全く検討されない
- ひたすら発表者の重箱の隅をつつくような発言しか出ない
- 建設的な議論ができず、ひたすら自分の意見を押し付ける
- 質問、意見しているのが新人のみ
- 意見が論理的でなく、全て主観的
もし、上記のような症例検討会であれば、その組織のセラピストのレベルは極端に低く、実力が無いことを意味しています。
また、このような場で発表者を虐めている人間は「患者を良くしたい」のではなく
「自分の保身のために自分よりも劣っている人間を作り出したい。自分の方が強いことを周囲に見せつけたい」だけです。
そして症例検討が新人のみの職場も末期ですね。。。
すぐに退職するべきでしょう。
1分で登録して求人を見てみる
- マイナビコメディカル(無料)
超大手マイナビ!求人件数13,000件 - PTOTSTワーカー(無料)
業界最多!求人件数18,000件
特徴6:研究、学会発表が全て自費
通常、組織で研究するのであれば、研究費、学会発表費用はお金を払ってくれるはず。
しかし、上からの許可は降りず、学会で発表するのに自費で出張させる職場もあります。
そのような組織は、セラピストをただ単に単位取得マシーン。お金儲けの道具。として考えて、医療への貢献を全く考えていません。
長期的に見て必ず落ちぶれていきますし、いずれモチベーションを維持できなくなります。
特徴7:長時間労働から抜け出せない組織
基本的にリハビリ職は、決まった時間にリハビリを行います。
なので、一般的に長時間労働になりづらいのですが、中にはそれが当たり前の職場があります。
長時間労働の原因
- 組織の管理者が、業務の効率化を考えずに脳死状態
- 無駄な勉強会ばかり。会議の必要性を考えない。
- 仕事は減らないのにだんだん仕事が増えていく。
- 現場は文句を言わないので、上の人間が甘えている。
今の時代だとITの活用や無駄なイベントを減らすことで長時間労働を防ぐことができます。
それでも「長時間労働から抜け出せていない」ということは「問題を解決する気がない」ということです。
そのような職場にずっと努めていると健康、精神がやられてしまいます。
1分で登録して求人を見てみる
- マイナビコメディカル(無料)
超大手マイナビ!求人件数13,000件 - PTOTSTワーカー(無料)
業界最多!求人件数18,000件
特徴8:セラピストに介護の仕事をさせる職場
近年、セラピストに介護の仕事をさせる病院、施設が増加傾向になります。
よく聞く上層部のセリフはこちら
現場のマンパワー不足をセラピストに押し付けるために上層部はキレイごとを言いますが、完全にまちがっています。
私達の仕事はリハビリテーションです。
介護ではありません。
その仕事をすることで組織にお金は入ってきません。
結果、私たちのお給料は上がりません。
理学療法士のあなたが仕事で介護をすることで得られるメリットは何もありません。
そのような職員の役割が曖昧な職場は、搾取され続けて不幸になるだけです。
特徴9:リハビリ職を見下す医師、看護師がたくさんいる職場
一般的に病院でのリハビリ職の地位は低いです。
医師にペコペコ、看護師にペコペコ・・・
リハビリは医師等が行う治療よりも優先順位が低いのでそれは仕方のないことです。
しかし、医療はチームで行う原則を忘れて、職種ごとに上か下かという上下関係でしか関係を作れない人間がいるのも事実。
リハビリを見下す職種
- リハ職には敬語で話さずにタメ語。
- 専門職として認識されていない。
- 患者の移動手段、環境についてリハ職に全く相談しない。
他職種を専門職としてリスペクトしない職場にいると立派に育ちません。
1分で登録して求人を見てみる
- マイナビコメディカル(無料)
超大手マイナビ!求人件数13,000件 - PTOTSTワーカー(無料)
業界最多!求人件数18,000件
理学療法士がブラック病院・施設から身を守るための対策3選
自分の職場はブラック病院・施設だ!とわかった方が取るべき対策について解説します。
その前に注意喚起です。
あなたが絶対にしてはいけないことが1つあります。
それは「がんばって組織を変えようとは思わない」ことです。
今の職場に思い入れがあることも良くわかります。
ただブラックな職場環境を一人で変えようとするのは、多く人間を敵に回すことになります。
結果的に精神的に追い詰められて、時間と体力だけ奪われることになります。
そうならないためにも、これから紹介する対策をとりましょう。
対策1:失業保険をもらう
もし、耐え難いストレスですぐにでも辞めたいという方は、失業保険制度があるので安心です。
失業保険は自己都合退職であれば3~5ヶ月ほどの給付がもらえます。
また医師から心身の異常が原因と診断されれば、最長2年6ヶ月の給付が受けられます。
支給額は、給与の約2/3です。(例:月収30万円の場合、月々20万円の支給)
失業保険は自分を守ってくれるものです。
制度として勉強しておきましょう!
対策2:転職活動
今の時代は、理学療法士過多で需要と供給が逆転しています。
PT・OTの供給数は、現時点においては、需要数を上回っており、2040年頃には供給数が需要数の約1.5倍となる結果となった。
転職を考えているのであれば、自分の市場価値を高めて早めに行動するのが1番です。
「転職」はすぐには無理ですが「転職活動」であればすぐにでも始められます。
という方はリハビリ職専用の転職エージェントの利用を強くおすすめします。
転職エージェントの利用は今の時代当たり前になりました。
登録するメリットは、大量の求人情報が得られる。1分程度で登録ができる。完全無料。
デメリットとして、担当者によっては当たり外れがあることです。
しかし、転職で後悔したくなければ、基本的に使わない理由がありません。
転職エージェントは色々種類があります。
どこもサービスはほぼ同じなので、迷ってしまいがち。
では何を基準に選ぶのかというと・・・
求人数の多さ
こちらに求人数を詳細にまとめていますので、宜しければ参考にして下さい!
※求人数データは最新月(2024年6月1日時点)のものです。
- 公開求人数は各サイトの検索機能(施設形態、施設種別)を利用し管理人が独自に調査したものです。
- 申し込み時点で求人数が変動している場合がありますのでご了承お願い致します。
PT求人数 | 6,238件 | 11,853件 | 非公開 | 非公開 |
OT求人数 | 5,362件 | 10,466件 | ||
非公開求人数 | 多数 | 多数 | ||
対応エリア | 全国 | 全国 | 関東・関西・中部 | 関東がほとんど |
病院 | 5,362件 | 1,838件 | 非公開 | 非公開 |
クリニック | 2,675件 | 1,132件 | ||
介護福祉施設 | 5,308件 | 4,828件 | ||
訪問リハビリ | 3,908件 | 2,894件 | ||
特徴 | 業界求人数No.1 | 大手企業で安心 | 抜群のサポート体制 | 抜群のサポート体制 |
料金 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
PTOTSTワーカーの 公式サイトはコチラ |
マイナビコメディカルの 公式サイトはコチラ |
レバウェルリハビリの 公式サイトはコチラ |
PTOTキャリアナビの 公式サイトはコチラ |
|
詳細 | 詳細 | 詳細 |
-
【求人数1位は?】リハビリ転職サイトの求人数を毎月調査&徹底比較!
続きを見る
対策3:副業
今や副業は当たり前の時代になりました。
ブラックな職場に勤めていても、副業による副収入があるだけで精神的に安定します。
また私達のような医療専門職って実はとても副業しやすいのでよ。
理由はわたし達が取り扱うものは「健康」に関与しているから。
人間、健康以上に大事な物はありません。
この仕事をしていたら、絶対にどこかの誰かが欲しい情報を持っているはずです。
理学療法士の副業
- youtube配信
- ブログ
- コンサルタント
- 訪問リハビリバイト
今の時代は様々な副業があります。
大事なことは1円でも稼ぐことです。
まとめ
理学療法士が今すぐ辞めるべき職場とその対応策を解説しました。
この記事で言いたい結論は3つです。
- 自分の職場がブラックな職場なのかの判断基準を持つこと
- いつでも転職できるようにスキルアップ、転職の準備をすること
- 心のゆとりのためにも副業も考えること
特に転職を考えているのなら、時間がありません!
すぐにでも行動していきましょう!