プライドの高い理学療法士の付き合い方と高過ぎるプライドを直す方法!

あなたの職場にいませんか?

プライドの高い理学療法士・作業療法士」

プライドをもって仕事をすることは、素晴らしいこと。

でも、問題なのはプライドが高すぎて、ヒトを見下してしまったり見栄を張ってしまうこと。

 

正直、見ていて気持ちが良いものではありません。

誰でも上から目線で何かを言われるのは、イヤな気持ちになりますよね・・・

 

私は経験年数10年を超える理学療法士です。

今まで、たくさんのプライドの高い理学療法士を見てきました・・・

 

この記事を読むことで以下のことがわかります。

この記事でわかること

  • 理学療法士にプライドが高い人が多い理由
  • プライドが高い人の心理
  • プライドの高い理学療法士との関わり方
シロマツ
最後までどうぞお読みください!
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なぜ療法士にプライドの高いヒトが多いのか

このリハビリ業界は、やたらとプライドが高いヒトが多いと言われています。

 

様々な原因はありますが、そのうちの一つに

この業界は「自分の実力を明確に数値化できないから」ということがあります。

例えば、営業のサラリーマンなら商談の成立数や売り上げ金額。

外科のお医者さんなら手術数や成功率。

などの職業の場合、成果がハッキリしていて、見栄なんて張らなくてもすぐに実力がわかっちゃいます。

 

でも、このリハビリ業界は違います。

患者さんはこの世にひとり。

そして、症状がめちゃくちゃ様々。

 

誰ひとりとして全く同じ条件の患者さんはいないので、比較しようがないんです。

 

自分が担当していようが他人が担当していようが、どちらの方が良くなったかなんて誰もわかりません。

 

そうなると、自分をすごいと認めてほしいと思えば

いかに自分がすごいかを相手にアピールするしかないのです。

 

そしてそれがヒートアップすると「自分の実力以上に見てもらいたい!」と思ってしまい、威勢や見栄を張ってしまうことになるのです。

プライドが高すぎるヒトの心理

プライドが高すぎるヒトは、以下のような願望を持っています。

  • 自分に実力があるように思われたい。
  • 自分が優位であることで安心感を得たい。
  • 自分に権威や影響力があるように思われたい。

なぜ、そう思われる必要があるのか?言い換えれば・・・

  • 自分に実力がない。
  • 自分が優位ではない。
  • 自分に権威や影響力がない。

と思っているからこそ、コンプレックスや劣等感が多くあります。

そして、自分が下に見られるのがイヤで人一倍、恐怖心が強いのです。

 

そのためプライドを高く保ち、自分の実力以上に自分を大きく見せようとしているのです。

 

なので、プライドが高いヒトは普通のヒトと比べて

 

コンプレックスや劣等感・恐怖心が強いのです。

 

実力や権威などが既にあれば、わざわざ見栄を張らなくても良いのです。

 

実力のある療法士は見栄を張らなくても、周りが勝手に評価して称えられます。

なのでヒトを蹴落として、自分を優位に立たせるプライドは何の意味や価値もありません。

 

相手がイヤな思いをしてしまっていたら、自分の価値を高めるどころか逆に価値を下げてしまいます。

プライドの高い療法士の関わり方

先ほどもお話したように、プライドの高いヒトは基本的にコンプレックスや劣等感・恐怖心が強いヒトです。

 

なので・・・

 

恐怖心を緩和できるような関わりをしてあげるのがベスト。

 

その中で重要な関わり方のポイントは、以下の4つです。

プライドの高い人の関わり方

  • 傾聴、共感
  • どの部分にプライドを持っているのかを見抜く
  • 誉めちぎる
  • 間違いがあれば、直接指摘せず、気づいてもらう

基本は「共感」「褒める」こと。

すべてを褒めちぎると警戒されるので、相手がどこにプライドを持っているのかを見抜き、その部分を自然に褒めましょう。

うまくいけば相手はあなたのことを敵だと警戒せずに、良好な関係が築ける可能性が高くなります。

 

一番、難易度が高いのは「間違いがあれば指摘せず、気づいてもらう。」ことです。

普通なら秒速で頭を下げることでも、プライドが高いヒトは基本的に謝るのを極端に嫌がりますし、自分の否を認めません。

 

なので謝ることを求めるのではなく、相手のプライドを崩さないようにまずは「気づいてもらう」ということが大事です。

相手が自分の間違いに気づいていても、謝るのがイヤなので気づいていない振りをするかもしれません。

悔しい気持ちはわかりますが、これはもう仕方がないことだと思いましょう。

 

でも周囲の人たちはプライドの高いヒトの評価を落としても、良い配慮のできるあなたの評価は下げることはありません。

この記事を見ている方で、こんな面倒くさい関わり方できるかよ!という方もいるかもしれません。

 

でも相手は恐怖心に満ちているので、少しでも「敵だ!!!」と思われると一層心を閉ざし、警戒してややこしい関係になりがちです。

少し面倒かもしれませんが、円滑に仕事をするためにも、少しでも良い関係を保てるようにしたいものですね!

 

もし職場の人間関係でお悩みであれば、以下の記事がオススメです。

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プライドの高過ぎる療法士にならないために、周りにギブ&ギブ&ギブ!

悪いプライドを捨てるためには以下の3つが大事です。

悪いプライドを捨てる3要素

  • 他者と比較しない
  • わからなものは、わからないと言う
  • 素直になる

しかし、プライドが高くて悩まれている方は既に自分で気づいていると思います。

誰でも簡単にプライドを捨てられたら苦労しないですよね。

 

プライドの高いヒトは、自分は実力がある!認められたい!と思いながら自分に自信がない。という矛盾点があります。

 

自分に自信がなかったとしてもヒトを不快な気持ちにさせず、実力があると認められるのが、一番ベスト。

以下は「バカは最強の法則」という堀江貴文さんの文中の言葉です

よく人間関係は、ギブ&テイクなんて言うけど、ビジネスで信用を得たいならそれだけじゃ物足りない。ギブ&ギブ、おまけにギブぐらい、相手に与えるという気持ちが大事なんだ

引用:堀江貴文『バカは最強の法則』より

ビジネスでの信用は、「ギブ&ギブ&ギブ!」相手に与えまくって、信用を得なさいと言うことです。

これは人間関係でも同じことが言えます。

 

もし、他人から実力があると思われたい!信頼されたい!と思うのなら

謙虚に

自分の実力の範囲内で

 

相手に必要な情報を、見返りを期待せず

ギブ&ギブ&ギブ!していきましょう。

 

本当に実力のある療法士っていつもたくさんのヒトに囲まれていませんか?

それは、その療法士が周囲に知識や技術などの有益な情報を与えているからです。

その情報の伝え方も、教えてやっている!という伝え方ではなく、謙虚に伝えています。

 

ヒトは理屈ではなく、感情で動く生き物です。

 

そのヒトはあなたのことが好きなり、認めてくれて、いつかあなたの価値を高めてくれる存在になると思います。

そう!必要なのは、「相手を蹴落とすのではなく、手を差し伸べること」です。

ヒトに何かを与えるというのは、日々の勉強が必要なので、並大抵の努力ではできません。

なのでヒトになにかを与えるためにも、日々の努力を怠らないでおきましょう。

 

気が付けば、あなたはそれ相応の実力を兼ね備えており、周囲から実力があると認められます。

とにかく相手の都合のいいように、与えまくりましょう!

まとめ

プライドを高く持つことは良いことだと思います。

でも、そのプライドは自分を守るためや相手を傷つけるために使ってはいけません。

周囲に良い影響を与えたり、患者さんのリハビリが少しでも良くなるように使うべきです。

 

もし、プライドが高すぎるヒトが近くにいるなら、対立せず、優しく、暖かく見守ってあげましょう。

周りもきっとそのことに気付いているはず。

 

そして、あなたがプライドが高過ぎて悩んでいるなら、プライドを捨てる勇気を持って欲しいと思います。

シロマツ
最後までお読みいただきありがとうございました!
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