足首サポーターの効果は?捻挫後の正しい選び方やおすすめをご紹介!

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こんにちわ!理学療法士のシロマツです。

足首サポーターって効果はあるの?

選び方は?おすすめは?

という疑問をお持ちの方に、本記事では足関節捻挫後の足首サポーターに関して解説していきます!

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足首サポーターとは?

足首サポーターとは、足首に痛みや怪我をした際に、足関節を固定する用具です。

足首サポーターが必要となる可能性が高い疾患は

  • 足関節捻挫
  • アキレス腱断裂術後
  • 足関節果部骨折(脱臼骨折)
  • 距骨骨軟骨損傷
  • 下垂足(腓骨神経麻痺)

など、他にも多くあります。

 

それぞれ、受傷後・手術後の期間や、障害の程度により選択する足首サポーターの種類や目的も異なります。

 

足関節サポーターの購入を考えている方は、まずご自身がどんな疾患でどのような症状に悩んでいるのかをハッキリさせておく必要があるので、必ず医師に相談しましょう。

今回は、一番発症頻度の高い「足関節捻挫(Ankle sprain)」のサポーターについて解説していきますよ!

足関節捻挫(足関節外側靭帯損傷)とは?

捻挫は3種類にわけられます。

  • 内反捻挫
  • 外反捻挫
  • 脛腓靭帯損傷

この中で最も多いのが「内反捻挫(外側靭帯損傷)」です。

内反捻挫(外側靭帯損傷)

内反捻挫は、足関節が「底屈」「内反」となった際に、足首の外側から地面に着地することで、足関節の外側靭帯(前距腓靭帯)が損傷します。

底屈・内反とは?

底屈は足首が下がった状態

内反は足の裏が内側を向いている状態を言います。

捻挫の主症状としては痛みと関節の不安定感です。

多くは、ラグビー、サッカー、バレーボール、ハンドボール、バスケットボールなどのスポーツ中に発生しています。

 

そして厄介なのが、一度でも足関節捻挫を経験してしまうと、再発を繰り返すことです。

 

1994年の中国での足関節捻挫の疫学調査では、70%以上の競技者が足関節の捻挫を再発し、しかも、そのうち約60%が重度の障害や運動能力が低下したという報告があります。

This study shows that as much as 73% of all athletes had recurrent ankle sprain and 59% of these athletes had significant disability and residual symptoms which led to impairment of their athletic performance.

翻訳:この調査では、全競技者の73%が足首の捻挫が再発し、59%が重度の障害および残存症状を示し、運動能力が低下したことが示されています。

引用:Yeung MS.An epidemiological survey on ankle sprain.Br J Sports Med. 1994 Jun;28(2):112-116.

その他の報告でも、足関節捻挫は一度経験してしまうと概ね50パーセント以上は再発を繰り返してしまうようです。

たかが捻挫、されど捻挫。恐ろしい疾患です。

 

捻挫になったらすぐに、RICE処置を行いましょう。

  • R:Rest(安静)
  • I:Icing(冷却)
  • C:Comprression(圧迫)
  • E:Elevation(挙上)

もし、捻挫後にクセになって、何度も再発を繰り返してしまうと、慢性足関節不安定症に進行してしまう可能性があります。

慢性足関節不安定症(Chronic Ankle Instability:CAI)とは?

慢性足関節不安定症(Chronic Ankle Instability:CAI)とは、足関節捻挫後、慢性的な痛みと、捻挫を繰り返す疾患です。

いわゆる、捻挫がクセになった状態。

慢性足関節不安定症になると、日常生活やスポーツ活動に支障を来たします。

 

さらに、慢性足関節不安定症になると、足首の軟骨がすり減って痛みを伴う変形性足関節症に進行します。

こうなると本格的に日常生活に支障を来たしてしまいます。

 

足関節内反捻挫は、比較的予後は良好とされているために、病院を受診しない方が多く、この慢性足関節不安定症に移行する方がいます。

一度、捻挫をしてしまった方は、必ず再発予防に努めましょう。

足首サポーターを使用することで捻挫の再発を予防することが可能といわれています。

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足首サポーターの効果

足関節捻挫に対する足首サポーターの効果は3つあります。

  • 足関節捻挫の再発予防
  • 後遺症の軽減(運動パフォーマンスを引き出す)
  • 心理的作用(安心感が得られる)

その中でも1番重要なのが、足関節捻挫の再発予防です。

 

通常、内反位のまま地面に接地してしまうと、捻挫が再発してしまいますが

足首サポーターで内反にならないように固定することで捻挫が予防できると言われています。

 

また、足首の動きをサポートしてくれるので動きやすく、装着していることによる安心感から積極的に運動が可能となります。

 

しかしながら、足首サポーターの種類や捻挫の程度、行っているスポーツなど、人によってバラバラです。

そのため、誰でも効果があるとは言い切れませんが、一度でも捻挫を経験した方は、足首サポーターを装着した方がベストです。

足首サポーターの選び方

足首サポーターを効果的に使うには、捻挫を確実に予防しながら良いパフォーマンスを出せるようにしなくてはいけません。

 

ただ、これにはジレンマがあって、捻挫の再発予防を考えると固定性の高いサポーターが良いのですが

運動パフォーマンスを上げようとすると、足首が自由に運動できる固定性の低いサポーターが良いのです。

そう、足首サポーターの固定性と運動パフォーマンスは、トレードオフの関係にあるのです。

なので、捻挫を再発しない範囲の丁度良い固さを選択する必要があります

 

個人的に足首サポーターを選択するには3つの要素を考慮する必要があると思っています。

  • 固定性(捻挫の程度や痛みで決定)
  • 快適性(通気性があるか?素材はどうか?)
  • 装着性(装着し易いか?)

これらをしっかりと考えた上で購入するようにしましょう!

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おすすめの足関節サポーターは?

私がおすすめする足関節サポーターの多くは間違いなく「ZAMST」です。

理由は

  • ZAMSTは、医療用足首サポーターの開発、発売から始まっており、歴史が長い
  • 完全に医療目線で商品を開発・製造している
  • スポーツ用サポーターに関して絶大な信頼があり、シェアNo.1(2014年~2016年の3年連続でスポーツサポーター市場売上金額のNo.1)

という点です。

他のメーカーのサポーターも紹介していきますが、迷われる方は、ZAMSTで間違いないと思います。

 

固定性をソフト、ミドル、ハードの3段階にわけて、ご紹介していきます。

ソフトサポート

軽い固定で、素早く装着できます。

主に日常生活などの軽度な活動に使用されていますよ!

ザムスト:フィルミスタ アンクル(FILMISTA ANKLE)

細かいステップを踏むスポーツをされている方はコレ!

ファルマスターアンクルは、主にサッカー用に制作された足首サポーターです。

柔らかいウレタンフィルム素材で、足首の動きを妨げずに、内反を抑制してくれます。

肌側が滑りづらく、激しい運動でもズレずにジャストフィットしてくれます。

ザムスト:FA-1

足首を包み込むように保護してくれます。薄いのでサポーター装着時でも、靴の脱ぎ履きがとても簡単!

また本体内部のインナーサポートにより、圧迫力の調整が可能です。

D&M 強圧迫サポーター

安い値段の割に圧迫力が強く、コスパの良い商品です。

生地もしっかりしていて、耐久性も良好です。

ミドルサポート

ソフトサポートと比較して、使用される素材が少し固くなって、側方に支柱がついたものがほとんど。

足関節を適度に固定できるし、関節の自由度も確保されてるタイプです。

日常生活から運動にも幅広く使用したいと言う方にオススメ!

ザムスト:A1

側方にステーが挿入されており、足首の内反をしっかりと抑制してくれます。

また通気性に優れており、薄くて蒸れづらい作りになっています。

ザムスト:A1ショート

通常のA1と比較して、丈が短いタイプになります。

丈が短くなった分、固定力を和らげて動きやすくしています。

足首を固定したいけど、動きやすくしたいという方におすすめです。

4UMOR 足首サポーター

たぶん中国製で値段が安いのですが、クロスバンドで固定力が強いサポーターです。

ブランド等にこだわらない方におすすめです。

ハードサポート

足関節に内外反のぐらつきがある方は、動きをしっかりと抑制してくれるハードサポートタイプを選びましょう。

ザムスト:A2-DX

クロスストラップ、足底ストラップ2本のストラップでしっかりと内外反の抑制し、足首を固定してくれます。

また薄い素材で通気性に優れています。

頻回に捻挫を繰り返してしまう方に。

まとめ

足首サポーターの効果や、おすすめをご紹介しました。

足首サポーターは固定性、履きやすさ、快適性で選びましょう。

不安であれば、必ず病院へ受診し、相談をしましょう。

シロマツ
最後までお読みいただきありがとうございました!
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シロマツ

訪問看護ステーションで理学療法士として働いています。 脳卒中などの中枢神経疾患や整形疾患、呼吸器疾患の方など対象に幅広く理学療法を行っています。

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